まいにち ぜんぶ たのしむ

玉木新雌(播州織作家/有限会社玉木新雌代表取締役)

50代、壮年期に関わらず、人はどのタイミングでも自信を持つことができるし、
美しさとは「どのように生きてきたか?」の結果だと私は思います。
それは40代のわたしにも言えること。

tamaki niime の行動指針は
「まいにち ぜんぶ たのしむ」

たのしむことって、エイジレスでボーダレス。
たのしむことに言葉は必要ないし、国境も関係ない。

「まいにち ぜんぶ たのしむ 」ことができれば世代も性別も関係なく、
まいにち楽しく有意義に生きていける。
わたしはそうやって生きてきているし、現在もそれは変わらない。

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次世代継承も、
テクニックやロジカルとかそういうことではなくて、
五感や感性の部分が必要になってくる、と思っています。

教えるとか、学ばせるとかいうかたい表現よりは、
「たゆたう」というニュアンス的な表現がわたし的にはしっくりきます。

皆で自然の摂理にあらがうことなく、
川の流れ、空気の流れにユラユラ身を任せ、たゆたうのだけれど、
その行ったり来たりには厳しいことも、苦しいことも、たのしいこともあって。
もちろん淘汰もある。
だから、その先の新たなステージにたどり着ける人って極わずかで、
生き抜き成長したその子が経験をもとに自分なりに思考して新たな冒険をはじめる。
それが結果的に継承っていうバトンパスみたいなものなのではないかなと思います。

最後に、50代の女性だけじゃなくて、全ての人に伝えたいことは、
「まいにち ぜんぶ たのしみましょうね!」と、
「日々深く感謝し生活しましょうね!」です。
それらに全ての答えが詰まってるから。

https://www.niime.jp/

玉木 新雌さん プロフィール
玉木 新雌(たまき にいめ)。播州織アーティスト、ファッション・デザイナー。1978年、福井県生まれ。武庫川女子大学を卒業後、エスモード大阪校へ。兵庫県西脇市に移住し、播州織をアレンジした新たな播州織を生み出し、2004年に「tamaki niime」を立ち上げ、現在に至る。https://www.niime.jp

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